西中眞二郎さんの歌
2011年 03月 23日
題詠blog2011を走り終えた皆様の歌からお気に入りを選んでいます。
西中眞二郎さんの百首歌のなかからお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。
020:幻
正月はいつもと違う日なるとの幻想未だ持ちて過ごしぬ
021:洗
蒸し暑き梅雨の晴れ間の午後の道洗い物干す人と目が合う
054:丼
縁日で買いし丼 朝の陽の光受ければ青磁に似たる
060:直
来たのかと思えば回送電車にてホームの椅子に坐り直しぬ
☆074:刃
立ち並ぶ高層ビルの稜線が刃のごとく蒼天を切る
085:フルーツ
無精ひげ生やした男が黙々とフルーツポンチを食べいる茶房
092:念
とりどりの記念切手を貼り合わせ昨日の礼の手紙を出しぬ
西中眞二郎さんの百首歌のなかからお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。
020:幻
正月はいつもと違う日なるとの幻想未だ持ちて過ごしぬ
021:洗
蒸し暑き梅雨の晴れ間の午後の道洗い物干す人と目が合う
054:丼
縁日で買いし丼 朝の陽の光受ければ青磁に似たる
060:直
来たのかと思えば回送電車にてホームの椅子に坐り直しぬ
☆074:刃
立ち並ぶ高層ビルの稜線が刃のごとく蒼天を切る
085:フルーツ
無精ひげ生やした男が黙々とフルーツポンチを食べいる茶房
092:念
とりどりの記念切手を貼り合わせ昨日の礼の手紙を出しぬ
by yuaruhi
| 2011-03-23 20:15
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