夏実麦太朗の歌
2012年 02月 06日
題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。
夏実麦太朗の百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
自選です。悩みました。あした選んだらまた別の七首になりそう。
☆006:時代
おおざっぱな青春時代のまんなかに缶コーヒーの缶は立ちおり
037:牙
ライオンがあくびをすれば不確かな現実のごと牙あらわれる
056:晩
朝晩の車のなかはニュートラル「壁は楽しいワハハ」と叫ぶ
063:久しぶり
東京は久しぶりでもないけれどビルの高さを見あげてしまう
081:秋
けやきの木きれいさっぱり切られてていつのまにかに秋は過ぎゆく
091:締
高架橋ささえるボルト締めあげて高いところにひとは働く
097:尾
ふるふるん尾をゆらしてる白い犬笑われてるのかもしれないね
夏実麦太朗の百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
自選です。悩みました。あした選んだらまた別の七首になりそう。
☆006:時代
おおざっぱな青春時代のまんなかに缶コーヒーの缶は立ちおり
037:牙
ライオンがあくびをすれば不確かな現実のごと牙あらわれる
056:晩
朝晩の車のなかはニュートラル「壁は楽しいワハハ」と叫ぶ
063:久しぶり
東京は久しぶりでもないけれどビルの高さを見あげてしまう
081:秋
けやきの木きれいさっぱり切られてていつのまにかに秋は過ぎゆく
091:締
高架橋ささえるボルト締めあげて高いところにひとは働く
097:尾
ふるふるん尾をゆらしてる白い犬笑われてるのかもしれないね
by yuaruhi
| 2012-02-06 20:12
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