不孤不思議さんの歌
2012年 04月 22日
題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。
不孤不思議さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
002:隣
生くるもの居るやをらぬや分からねど隣はアンドロメダとふ星雲
☆008:深
深々と下げて謝罪の口もとに舌が見えをりその長きこと
028:脂
ほんのりと脂のりたる君が臀指でつつけばほたりと返す
053:渋
一応は他人(ひと)に渋いと言はれけりその何たるか今も解らぬ
070:芸
一筋の芸の重さを思ふとき漢詩作りの我が四十年
076:桃
桃の花の手折りてひと枝まどぎはの瓶に挿しをる妻を見てゐる
080:たわむれ
たわむれに好きだと投げた一言が思いもよらぬ魔球となりぬ
不孤不思議さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
002:隣
生くるもの居るやをらぬや分からねど隣はアンドロメダとふ星雲
☆008:深
深々と下げて謝罪の口もとに舌が見えをりその長きこと
028:脂
ほんのりと脂のりたる君が臀指でつつけばほたりと返す
053:渋
一応は他人(ひと)に渋いと言はれけりその何たるか今も解らぬ
070:芸
一筋の芸の重さを思ふとき漢詩作りの我が四十年
076:桃
桃の花の手折りてひと枝まどぎはの瓶に挿しをる妻を見てゐる
080:たわむれ
たわむれに好きだと投げた一言が思いもよらぬ魔球となりぬ
by yuaruhi
| 2012-04-22 14:24
| お気に入り