鈴木麦太朗/題詠blog用


by yuaruhi
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出雲もこみさんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

出雲もこみさんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


005:点
濡れそぼる街は今でも雨粒が初めに染めた点を憶える

014:偉
偉大なる人の器の大きさを見ても器の形を知らず

021:示
縁側の居眠りの祖父思い出す少し下がり目『示』(しめす)の文字は

042:稲
風吹けばいずれの王の絨毯も及ぶべくもない黄金の稲

059:貝
この生は名もない貝の吐いた夢人魚が跳ねて消え失せる泡

☆075:溶
彫刻の匠の技の乗り移り溶けるアイスを掬う舌先

096:拭
汚れだとばかりに全て拭うたらのっぺらぼうがこちらを見てた
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by yuaruhi | 2012-12-20 20:32 | お気に入り