鈴木麦太朗/題詠blog用


by yuaruhi
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題詠blog2013まとめ

題詠blog2013で詠んだ歌をまとめました。


参加します  参加します八年目です鈴木ですどうぞよろしくお願いします

001:新  新発売!なんてステキな響きなの缶コーヒーにそそられて夏
002:甘  ほどほどがもてはやされる現世かな缶コーヒーが微妙に甘い
003:各  缶コーヒーの値段は各々同じでも気取ったやつは量が少ない
004:やがて  冷えすぎた缶コーヒーをほっとけばやがて温まり体にやさしい
005:叫  冷えすぎた缶コーヒーに触れたとき思わず熱いと叫んでしまう
006:券  ビール券でまとめ買いする缶コーヒー後ろめたいと言えばそうだが
007:別  浮気っていえばそうかないつもとは別の缶コーヒーを飲んだら
008:瞬  一瞬で缶コーヒーを飲み干せば猛暑日はわれに汗をもたらす
009:テーブル  テーブルに缶コーヒーをぽんと置く 友と知人の境い目を思う
010:賞  参加賞はもらえるだけで儲けもの缶コーヒーをかばんに入れる

011:習  缶コーヒー高く積み上げ大会の練習のため買う二百本
012:わずか  缶底にわずかにのこるコーヒーは缶コーヒーの余韻なるかな
013:極  南極に缶コーヒーの自販機があるかもしれず百年ののち
014:更  草ぼうぼうの更地のなかに埋もれいる缶コーヒーの缶のねむりよ
015:吐  吐き出した缶コーヒーの黒い汁ふたたび飲むということはなく
016:仕事  朝用の缶コーヒーを朝に飲むだるい仕事をはじめる前に
017:彼  さわやかな風の香りがするだろう彼と彼女の缶コーヒーは
018:闘  闘牛士専用缶コーヒーあれば強くなりたい男が買うよ
019:同じ  訳あって二百本まとめて買ったから昨日と同じ缶コーヒー飲む
020:嘆  ごく薄い缶コーヒーを飲んだならところかまわず嗚呼と嘆くよ

021:仲  仲の良いともだちという偽りよ缶コーヒーをふたり分けあう
022:梨  梨味の缶コーヒーがあったならそれは革命、歴史が変わる
023:不思議  やわらかなねむりぐすりの味がする不思議の国の缶コーヒーは
024:妙  板チョコをかじったあとのひとくちの缶コーヒーの妙なる甘さ
025:滅  缶コーヒー滅亡の日はくるだろう必ず当たる予言を言えば
026:期  行き倒れの枯野でわれは乞うだろう末期の水に缶コーヒーを
027:コメント  缶コーヒーただでもらった街角で超うまかったとコメントを書く
028:幾  幾種もの缶コーヒーのあるなかで浅煎りコーヒーのすくなきことよ
029:逃  漆黒の世界に行けば逃げ水に缶コーヒーがゆらめいている
030:財  鬼ヶ島から取り戻したる財宝に缶コーヒーが混じりいるかも

031:はずれ  はずれでも缶コーヒーがもらえるというくじ引きは嬉しからずや
032:猛  猛烈な速度で流れる缶コーヒー生産ラインを思うたまゆら
033:夏  氷水に冷やされてゆく缶コーヒー夏は刹那に過ぎゆくものを
034:勢  台風の勢力増してゆく夜も缶コーヒーは倦まずたたずむ
035:後悔  缶コーヒーとホットしるこを間違えて深く後悔するゆうまぐれ
036:少  缶コーヒーぐいと一気に飲み干して少し遅れてくる南風
037:恨  缶コーヒーの缶に恨みはないけれど資源ゴミなればしっかりつぶす
038:イエス  超うまい缶コーヒーを飲んだならこころのなかでイエスと言うよ
039:銃  銃口に息吹きかけて缶コーヒーひとくち飲めば午睡は覚める
040:誇  缶コーヒーのうまさを誇るCMの眉間にシワが寄っていますよ

041:カステラ  食道に重くとどまるカステラを缶コーヒーで流せば清し
042:若  じゅるじゅると缶コーヒーをすすっても若干のこるコーヒーがある
043:慣  自販機にかならずあるよ缶コーヒー飲む習慣を持つひとのため
044:日本  日本の缶コーヒーはうまいねとジャマイカ人は言うかもしれず
045:喋  いつもより苦く感じる缶コーヒーいささか喋りすぎたる夜に
046:間  待ち時間三十分のホームにて缶コーヒーは思惟を助ける
047:繋  缶コーヒーに首輪をつけて繋いだら我慢できずにワンと鳴くかも
048:アルプス  南アルプス天然水を使ったら缶コーヒーはちょっと贅沢
049:括  なまぬるい缶コーヒーは切なくて泣の一字を括弧に入れる
050:互  お互いに出不精ですねと言い合うよ缶コーヒーと缶ビールとは

051:般  缶コーヒーの一般的な認識は缶にコーヒー詰めたものかな
052:ダブル  ダブル焙煎のダブルは何ならんそれはともかく飲む缶コーヒー
053:受  缶コーヒー検定試験があるのなら実技試験を受けてみたいぞ
054:商  缶コーヒーの缶からころと風のなか商店街は遠いゆうぐれ
055:駄目  いっぺんに十本飲んだら駄目なのだ缶コーヒーがいくら好きでも
056:善  缶コーヒーはたぶん絶対体には良いと善意に解釈をする
057:衰  体力の衰え切に感じおり箱買い缶コーヒー運ぶとき
058:秀  優秀な臭覚あれば缶コーヒー鑑定人のバイトしたいぞ
059:永遠  売れ残る缶コーヒーはかなしくて永遠という言葉をきらう
060:何  缶コーヒー何の話をしてるのかほどよく冷えた自販機のなか

061:獣  怪獣が缶コーヒーを飲んだならほっとひと息つくかもしれず
062:氏  缶コーヒーに自分の氏名を書くときは黒いマジックだと見えにくい
063:以上  一日に十本以上の缶コーヒー飲んでも夜は長くならない
064:刑  缶コーヒー断ちの刑から逃れれば深夜ラジオにあふれる吐息
065:投  缶コーヒー遠投大会投げあげて生クリームの雲の向こうへ
066:きれい  香りたつ缶コーヒーを飲みながらきれいになった君を想うよ
067:闇  玄関に缶コーヒーを置き忘れ闇につまずく夜をおそれる
068:兄弟  兄弟が十人いれば十本の缶コーヒーを配るほかなく
069:視  缶コーヒーの缶が朝焼け色ならば熱い視線をあつめてしまう
070:柿  柿の木に柿の実なるもコーヒーの木に缶コーヒーはならずうたかた

071:得意  何となく朝の気分にさせるのは缶コーヒーの得意技です
072:産  缶コーヒー生産ラインはコーヒーのあまい香りにまみれっぱなし
073:史  缶コーヒーの長い歴史の始まりに元祖と本家は戦いやまず
074:ワルツ  なまぬるい缶コーヒーはあるのですうつろなワルツを聞くときのため
075:良  良質のコーヒー豆でつくられた缶コーヒーは幸せだろう
076:納  納豆を缶コーヒーで流し込みマメな男になるんだ俺は
077:うっすら  うっすらと油が浮いているような缶コーヒーを飲んだらダメだ
078:師  缶コーヒーにラム酒一滴たらしてるこだわりたがる美術教師は
079:悪  人間の悪の部分を映すとき缶コーヒーの缶はぎらぎら
080:修  修験者もほっとひと息缶コーヒー飲んだりしてる秋のゆうぐれ

081:自分  もうひとり自分がいるかもしれないね缶コーヒーの穴をのぞけば
082:柔  柔軟剤の香りただよう缶コーヒーならば流しに捨てるほかなく
083:霞  霞立つ春のあけぼのほのぼのと缶コーヒーに指は温まる
084:左  さようなら左折してゆく缶コーヒー増殖してゆくコンビニ袋
085:歯  歯にしみる缶コーヒーの冷たさよ夏のさなかに放り出されて
086:ぼんやり  激にがの缶コーヒーは売れるかもぼんやりしてるとき用として
087:餅  くず餅と缶コーヒーが合うことを知れば嬉しや午後のまほろば
088:弱  喫茶店では飲めないということが缶コーヒーの弱点である
089:出口  焦げ付いた色した町の出口から缶コーヒーの缶が出てくる
090:唯  これこそは唯一無二の缶コーヒーよく味わうべし などと言いつつ

091:鯨  つかまえた鯨の腹から缶コーヒー数百本が出ればおどろく
092:局  結局は缶コーヒーに決めているわずかながらの惑いの果てに
093:ドア  部屋中のすべてのドアから缶コーヒーがころがり出せばとっても恐い
094:衆  民衆ににがみあまみをもたらして缶コーヒーは国に帰らず
095:例  例のやつと言えばでてくる缶コーヒーにがみの少ないブラックがいい
096:季節  温かい缶コーヒーは無いんだねおいてけぼりの季節のなかに
097:証  証拠品のひとつとなれば缶コーヒー飲まれることはなくてかなしい
098:濁  濁りたる缶コーヒーのいらだちよ振り返るのはみな過去のこと
099:文  文学の影と光をつくるのだ缶コーヒーを雪原に置き
100:止  坂道をころがり止まぬ缶コーヒー円筒形の宿命として

完走報告  プレミアム缶コーヒーを飲んでいる百首を終えたごほうびとして
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by yuaruhi | 2013-07-20 23:40 | 短歌まとめ