佐野北斗さんの歌
2015年 01月 14日
題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。
佐野北斗さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
029:スープ
神様は今日もスープをかきまぜる ウミガメの殻を積み上げながら
☆031:栗
焼き栗がはじける冬の雑踏に純粋な雪を待つパリの街
044:発
真っ青な空に一条雲はけば始発列車の扉がひらく
061:倉
霧雨の濡らす石道ふたりして無言で歩く秋の鎌倉
070:しっとり
しっとりとしめった髪に指を入れ目をとじるとき わたしはひとり
082:チェック
マフラーはタータンチェック 後ろから抱きしめたいと思う朝です
089:煽
七輪の炭火静かに煽りつつ鰯三匹待つ秋の酒
佐野北斗さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
029:スープ
神様は今日もスープをかきまぜる ウミガメの殻を積み上げながら
☆031:栗
焼き栗がはじける冬の雑踏に純粋な雪を待つパリの街
044:発
真っ青な空に一条雲はけば始発列車の扉がひらく
061:倉
霧雨の濡らす石道ふたりして無言で歩く秋の鎌倉
070:しっとり
しっとりとしめった髪に指を入れ目をとじるとき わたしはひとり
082:チェック
マフラーはタータンチェック 後ろから抱きしめたいと思う朝です
089:煽
七輪の炭火静かに煽りつつ鰯三匹待つ秋の酒
by yuaruhi
| 2015-01-14 20:23
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