鈴木麦太朗/題詠blog用


by yuaruhi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

2015年 01月 04日 ( 2 )

文乃さんの歌

題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

文乃さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


005:返事
ごはんだよと呼んでも返事をしない君 きっと月まで行ってるんだね

027:炎
(三岸節子展にて)
色彩が炎のごとく発光し突き倒すほどに我を圧する

048:センター
虫の脚みたいな部品がびっしりと並ぶ静寂 ラジオセンター

059:畑
田も畑も雪でうずまり純白に広がる砂糖菓子の平原

066:浸
蓮根を酢水に浸ける一手間を繰り返すことが生きていくこと

074:焼
焼き過ぎたバナナケーキのはしっこを「クッキーみたい」と奪い合う子ら

☆098:吉
私にも一つください吉備団子百人力の母になりたい
[PR]
by yuaruhi | 2015-01-04 21:49 | お気に入り

梅田啓子さんの歌

題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

梅田啓子さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


002:飲
余震あり 急停車せし車内には人がつぎつぎ水を飲みゆく

003:育
育つとは巣立つことなり子の声を耳とがらせて思い出しおり

019:妹
たかき声ゆたかな胸の妹よ 会うたびあなたは発光している

026:応
朝の陽がわたしの額をあたためる 細胞たちがそれに応える

056:余
余生とはいつまでだろう 余剰なるプッチンプリンのカラメルソース

063:院
少年院が感化院とぞ呼ばれいき おかっぱのわれ・戦後十五年

☆068:沼
手賀沼に印旛沼より嫁ぎ来てわたしの人生つねにどろどろ
[PR]
by yuaruhi | 2015-01-04 21:24 | お気に入り