鈴木麦太朗/題詠blog用


by yuaruhi
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

2015年 01月 13日 ( 3 )

周凍さんの歌

題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

周凍さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


006:員
うたかたのうたてはかなき三つ瀬川員(いん)に備ふる人ならなくに

008:原
わたの原かけてただよふひがことやうちよす汀の魚(いを)のなきがら

019:妹
こぼるらむおもひいでては花と咲く妹がかたみの庭の春かな

040:跡
"身の後の木の葉に色をおく露の跡をたづねよ有明の月
"

053:藍
月草の色をうつせるおもひかなあせぬもかなし藍染めの衣

067:手帳
をりはへて誰がためにや輪廻せる終の手帳の水茎の跡

☆074:焼
空蝉と知りて見る夢なほかなし身を焼きつくす火にこがれつつ
[PR]
by yuaruhi | 2015-01-13 21:36 | お気に入り

@貴さんの歌

題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

@貴さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


☆028:塗
遺品整理のみのひとひよ輪郭のしかと描かれし塗り絵をもらふ

029:スープ
たれからも善く想はれてゐたき夜のセロリスープのひとくちの沁む

030:噴
ゆきちがふ恋かもしれぬ噴水の飛沫(しぶき)ひとすぢ翻りけり

055:芸術
散るさくら散らぬ櫻のはなびらのあはひを芸術大生の往く

064:妖
緑陰の窓にあこがれ妖精を、否々バウムクーヘンをはむ

080:議
はつ恋はあはせ鏡の春といふ七不思議ゆゑわけあひませう

081:網
網膜の剥がるるやうに逝く夏の追ひかけて追ひかけて白球
[PR]
by yuaruhi | 2015-01-13 20:34 | お気に入り

谷口みなまさんの歌

題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

谷口みなまさんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


002:飲
カルピスをひとくち飲んでかきまわす氷の音が半音あがる

004:瓶
煮沸して湯よりひきあげし瓶の肌たちまちかわき鈍く光れり

045:桑
カラオケであなたがいつも歌ってた桑田佳祐は歌い続ける

046:賛
あなたとの最後の夜にハミングでうたいつづけた愛の賛歌を

054:照
例年の半分以下の日照ですテレビが言ってサラダバーに居る

☆062:ショー
水槽とみまごうガラスのショールームアルファ・ロメオの赤色潤む

070:しっとり
霧の朝しっとりなじむ髪に触れ水の惑星だねと言いしきみ
[PR]
by yuaruhi | 2015-01-13 19:44 | お気に入り