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カテゴリ:お気に入り

  • ありくしさんの歌
    [ 2012-05-12 10:20 ]
  • はこべさんの歌
    [ 2012-05-12 09:24 ]
  • 猫丘ひこ乃さんの歌
    [ 2012-05-06 20:08 ]
  • 不孤不思議さんの歌
    [ 2012-04-22 14:24 ]
  • たつかわ梨凰さんの歌
    [ 2012-04-14 21:06 ]
  • 御子柴 楓子さんの歌
    [ 2012-04-14 19:58 ]
  • 葵の助さんの歌
    [ 2012-04-14 17:26 ]
  • 流川透明さんの歌
    [ 2012-04-14 16:39 ]
  • ケンイチさんの歌
    [ 2012-04-14 16:00 ]
  • 松木秀さん
    [ 2012-04-14 15:02 ]

ありくしさんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

ありくしさんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


012:眉
早梅の風は眉毛に柔らかく昨日交わした嘘も忘れる

035:むしろ
むしろ悲しき春の嵐に耳を立て輪郭にじむ路地の黒猫

039:蹴
天高くラグビーボール蹴り上げてそのまま消えていく鰯雲

057:紐
晴れる紐、雨の降る紐あるだろう 目を閉じてゆっくりと引いてみる

059:貝
桜貝ひとつさざめくさみしさの単位でかぞえうらんでおくれ

075:溶
流氷が潮に痩せゆきその上のペンギンも半ば溶けかけている

☆084:西洋
たよりない男の息吹西洋化食い止めんとて綿毛吹く吾は

by yuaruhi | 2012-05-12 10:20 | お気に入り | Trackback | Comments(2)

はこべさんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

はこべさんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


009:程
知るほどに深さを知らすきみにして来し方探る春の夕暮れ

037:牙
たとうればわが絆とは祖母からの受け継ぎたりし象牙の箸なり

052:世話
猫の世話友に頼みてする旅行みやげはふたつ友と猫とに

075:溶
溶解炉怒るがごとく燃える場に緊張抱き少しずつ寄る

☆081:秋
霧の中秋吉台を訪ぬれどバスのなかから一歩も出られず

087:チャンス
公園のフェンスに並ぶカメラありシャッターチャンス待つはカワセミ

095:樹
街路樹の葉が落ちつくし見える空この明るきは冬の色なり

by yuaruhi | 2012-05-12 09:24 | お気に入り | Trackback | Comments(0)

猫丘ひこ乃さんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

猫丘ひこ乃さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


☆032:詰
煮詰まったソースがこびりついたって落ちちゃうような鍋みたくなれ

040:勉強
「勉強をしねぇ子いねが」となまはげが来るからちょっと頑張ってみる

065:酢
じゃばじゃばと海鮮あんかけ焼きそばにお酢をかける派ですよわたしは

068:巨
ポケットに巨峰いっぱい詰め込んで転べば樽の内側の気分

085:甲
兄さんはカラメルソースになったけどぼくはべっ甲飴でデビューだ

089:喪
星空の喪中はがきで光ってるいちばん大きい星が母です

100:先
この先はスキップ程度の速さにて歩む人生かもしれません

by yuaruhi | 2012-05-06 20:08 | お気に入り | Trackback | Comments(2)

不孤不思議さんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

不孤不思議さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


002:隣
生くるもの居るやをらぬや分からねど隣はアンドロメダとふ星雲

☆008:深
深々と下げて謝罪の口もとに舌が見えをりその長きこと

028:脂
ほんのりと脂のりたる君が臀指でつつけばほたりと返す

053:渋
一応は他人(ひと)に渋いと言はれけりその何たるか今も解らぬ

070:芸
一筋の芸の重さを思ふとき漢詩作りの我が四十年

076:桃
桃の花の手折りてひと枝まどぎはの瓶に挿しをる妻を見てゐる

080:たわむれ
たわむれに好きだと投げた一言が思いもよらぬ魔球となりぬ

by yuaruhi | 2012-04-22 14:24 | お気に入り | Trackback | Comments(2)

たつかわ梨凰さんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

たつかわ梨凰さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


018:希
僅かなる希望としての流星を取り零しつつ床に入るなり

044:ドライ
幼い日拾い集めた星屑のなごりとして噛むドライフルーツ

☆059:貝
海底にすわり貝殻拾いたる夢の続きをまだ見ておらず

080:たわむれ
ひらいても植物図鑑になき花とうつ伏せ夢にたわむれていたい

085:甲
天空のかたちの甲羅に眠り入る子ガメの夢を包める宇宙

095:樹
樹のしたに佇めば年相応の傷跡を持つわれに気付けり

099:趣
悪趣味であろうか錆びた鉄格子にかすかなる血の匂い求むは

by yuaruhi | 2012-04-14 21:06 | お気に入り | Trackback | Comments(2)

御子柴 楓子さんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

御子柴 楓子さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


004:果
精果ててきみのからだに倒れ込むその瞬間が一番好き

009:程
頃合いを見計らってはわらってる空気が読める程にはおとな

025:触
こっぴどくふられた傷が疼くので触角にふれないでください

063:久しぶり
久しぶりの雪景色 ハロー世界!生きてることに感謝する白

069:カレー
これからはこれが我が家の味なのでママのカレーは忘れてください

076:桃
白桃のうぶ毛にふれるやさしさをもっとだれかにあげていたなら

☆082:苔
かみさまが世界とかいう苔玉をにぎりつぶせばぼくは自由だ

by yuaruhi | 2012-04-14 19:58 | お気に入り | Trackback | Comments(0)

葵の助さんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

葵の助さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


007:驚
昼下がりカエルに海へのバス停で求婚されるような驚き

017:従
従ってわたしは消えてゆくのです 薄ら笑いが西へひらひら

047:ふるさと
両脚を開かせたままふるさとの話をする人結婚しろよ

070:芸
芸がない会話を続けしらじらと明けゆく部屋から蝶が逃げ出す

083:邪
太陽を引きずり降ろし助手席で一人占めする邪な夏

087:チャンス
「チャンス」って口にした時シュッと吹く風に乗り弾丸になれ、僕

☆098:激
刺激的炭酸水でああわたし今モルモットなのかもしれない

by yuaruhi | 2012-04-14 17:26 | お気に入り | Trackback | Comments(2)

流川透明さんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

流川透明さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


001:今
明日よりも大切なのは今だから自分のために紅茶を淹れる

021:示
神からの啓示が吾に降る夜はココアを飲んでさっさと寝よう

056:晩
晩までに帰って来てねばれなければ日中何をしててもいいわ

☆070:芸
芸術かどうかよく解らないけれどギターを破壊するのは止めて

075:溶
ハート型したお砂糖を溶かす時魔法使いになる女の子

084:西洋
西洋の猫の人形凛と立ち海の向こうをじっと見ている

099:趣
雲に名を付けていくのが趣味と言う付けた端から忘れると言う

by yuaruhi | 2012-04-14 16:39 | お気に入り | Trackback | Comments(0)

ケンイチさんの歌

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

ケンイチさんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


☆006:時代
潮騒のやはらぎを見る束の間に時代はそつとさらはれてゆく

014:偉
偉くないのにまたひとつえらくなる 僕はふたたび旅にゆきたい

017:従
無防備なまちなみを呑む夕影にわれも従ひ傾きゆきぬ

037:牙
水無月の葡萄牙(ぽるとぐある)にも雨ふれば君を忘れて市電(とらむ)は揺れり

057:紐
ありふれた男じゃないと強がって躓くさきのほどけた靴紐

070:芸
芸のない返事ばかりじゃ紳士にはなれそうもないアフタヌーンティー

083:邪
いいとこで赤信号が邪魔をして未来が少し離れてゆくよ

by yuaruhi | 2012-04-14 16:00 | お気に入り | Trackback | Comments(0)

松木秀さん

題詠blog2012を走りきった皆さまの歌からお気に入りを選んでいます。

松木秀さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


005:点
0点をとる夢ばかり見て起きて黒いコートを着て雪の中

022:突然
突然にはじまる恋があふれてる少女漫画誌ごくたまに買う

031:大人
子供のころ四十歳は大人だと思っていたが自分はなんだ

☆057:紐
いっぽんの紐が歩いて恋をして滅びるまでが文明である

071:籠
大名の駕籠が行き交う街道に平伏していたわたしの先祖

089:喪
天皇の喪中いよいよ近くなりひそかにビデオ編集されつ

096:拭
牛乳を拭いたぞうきんの悲惨さをカステラというバンド歌いき

by yuaruhi | 2012-04-14 15:02 | お気に入り | Trackback | Comments(0)