鈴木麦太朗/題詠blog用


by yuaruhi
カレンダー

<   2011年 02月 ( 109 )   > この月の画像一覧

横雲さんの歌

題詠blog2011を走り終えた皆様の歌からお気に入りを選んでいます。

横雲さんの百首歌のなかからお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。


014:残
望月の一夜を通し照り映えて思ひ残さぬ朝の横雲

023:蜂
花蜂の飛び交ふ苑に咲く花の蜜に魅かるる心地して駆く

☆048:束
束ね髪放てば燃ゆる秋の色身は菊の香に抱(いだ)かれてをり

050:酒
花びらの浮かべる朝の菊の酒少し乱れて女澄みたり

059:騒
つれなくもあはれといひて臥せ居ればひたと寄せ来る春の潮騒

090:そもそも
そもやそもそもじを恋ふも夢ならば浮名立たぬと契る春の夜

097:毎
逢ふ毎に深まりゆくが怖きかな情けも肉も熱く燃ゆれば
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-26 13:19 | お気に入り

紫苑さんの歌

題詠blog2011を走り終えた皆様の歌からお気に入りを選んでいます。

紫苑さんの百首歌のなかからお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。


002:幸
麗ら日やほころび初むる梅が枝に目白は春の幸(さきは)ひを告ぐ

010:駆
疾駆する馬ともまがふ朝焼けの雲は不穏を乗せて向かひ来

034:掃
春近き夜明けの空は水ふくみくれなゐ匂ふうす雲を掃く

☆041:さっぱり
さつぱりと剃り跡あをき襟足の背(せな)に匂へる祭り半天

077:狂
狂ほしき嵐の去りて天井の白きを空のごとくに眺む

087:閉
厨辺のましろき湯気に閉ざされて妻たる我よ盲目であれ

092:念
情念のこゑ果てしなくこだまするひとのうつはに底の見へざり
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-18 19:58 | お気に入り

浅草大将さんの歌

題詠blog2011を走り終えた皆様の歌からお気に入りを選んでいます。

浅草大将さんの百首歌のなかからお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。


☆001:初
春とともに立ちし香りに驚けば軒端に咲ける梅の初はな

014:残
遠やまに残ると見えし白雪もそれとは分かじ今朝の霞に

040:伝
心あれば海山こえて遠つ人まつに聞きせよ風の伝てごと

050:酒
思ひ出を琥珀の酒に飲み干せば身ぬち燃えくる黄昏の海

056:摘
雪の間に若菜摘みせばころも手に通ふも嬉し春の土の香

075:朱
春の夜の朱さしそめし窓みれば空に消えゆくぬば玉の夢

079:雑
玉敷の斎庭に踏めば雑ざつと石ぞ鳴るなる我を咎むるか
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-17 21:18 | お気に入り

薫智さんの歌

題詠blog2011を走り終えた皆様の歌からお気に入りを選んでいます。

薫智さんの百首歌のなかからお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。


002:幸
幸せを探し求めて歩いてるいつも笑顔を忘れないよう

010:駆
君からの「あなたはあなた」の一言で僕が駆けだす勇気をくれた

025:ミステリー
こんな僕見つめてくれる君がいてとても不思議なミステリーです

065:羽
僕が持つ色とりどりの羽を抱き必要とする人にあげたい

073:自然
力まずに無理をしないで歩いてる僕は自然に笑えています

☆084:総
これまでの事は総てに繋がっていると気づいてありがたくなる

088:湧
少しずつ湧き上がってく好きですは僕の心を満たしています
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-15 22:23 | お気に入り

夏実麦太朗の歌

題詠blog2011を走り終えた皆様の歌からお気に入りを選んでいます。

夏実麦太朗の百首歌のなかからお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。

自選です。つくづく僕の歌だなって感じです。
いちどぶっこわして再構築したい。そんな気持ちです。


004:まさか
押入れにまさかのために蓄えてある紙箱がしめっています

021:洗
手を洗いぴっぴっと振ってジーンズの腰のところでぺっぺっと拭く

026:震
ひとしきり恐怖にふるえたるのちに震度2くらいだろうとか言う

037:ポーズ
ぎこちなく日本人がしゃべるときスーパーインポーズはのけぞる感じ

☆039:庭
草花の名前を知らない僕の目にとなりの家の庭の紅い実

088:湧
笑ってはいけないけれど笑っちゃうみたいに湧くよ泉の水は

100:完
木星を味わいながら見るだろう甘くすっぱい未完の夢を
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-12 19:26 | お気に入り

映子さんの歌

題詠blog2011を走り終えた皆様の歌からお気に入りを選んでいます。

映子さんの百首歌のなかからお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。


002:幸
居酒屋で 幸せ計測 できるのよ

  隣の席の おでんグチャグチャ

020:幻
母さんの 作ってくれた あぶらミソ

  幻の味に なっちゃいました

☆022:でたらめ
でたらめな 私が生きて きたんだよ

  おまえのご飯 作るためだよ

028:説
説明の いらないナかに なりたいね

  茄の古漬け ツツク仲とか

031:電
夕焼けに うかぶ電信柱にわ

  醤油のにおい 染み付いている

045:幼稚
幼稚園 ピアノの下に ずっと居た

  ヘンな子だった ホカ弁だった

065:羽
白鳥と 孔雀に羽をもらったの

  もう飛べるよね シュリンプカクテル
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-12 18:55 | お気に入り

木下侑介さんの歌

題詠blog2011を走り終えた皆様の歌からお気に入りを選んでいます。

木下侑介さんの百首歌のなかからお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。


☆026:震
西野カナが震えて呟く「履きたいよ……履きたすぎるよ君のパンティ」

028:説
説明書代わりの君のパンティを穴があくまで見つめ続ける

035:罪
キリストが静かに罪を語り出す「君のパンティずっと見ていた」

038:抱
抱きながら気づいた君のパンティに俺しか見えない翼があると

050:酒
酒を飲むよりも酔います君のパンティかぶって踊り狂えば

056:摘
オーロラを「お前派手だ」と指摘して 全身黒になってくペンギン

072:汚
汚ギャル等が使った後のお風呂場のカビをガリガリ落とすペンギン
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-12 15:46 | お気に入り

題詠blog2011まとめ

題詠blog2011で詠んだ歌をまとめてみました。


参加します  参加しますどんな自分に会えるのか楽しみなのです題詠百首

001:初  初夏の光をまとう麦畑は冥王星の軌道をほどく
002:幸  水星も金木犀も地下鉄も回っていれば幸せになる
003:細  細すぎて見えなくなっちゃってるけれどまた現れる土星のリング
004:まさか  押入れにまさかのために蓄えてある紙箱がしめっています
005:姿  闇に立つ観音菩薩立像に姿勢の悪い何体かあり
006:困  いそがしいふりをしようと思うなら困った顔で小走りをせよ
007:耕  耕せば土のにおいが立ちあがり千年前の私にもどる
008:下手  口下手な僕はしゃべっているのです閉じこめられた戸棚のなかで
009:寒  寒い冬あるいは冬い寒なのかいずれにしても湯湯婆ふたつ
010:駆  たくましきケンタウロスは野を駆けるむぎたうろすは部屋をうろつく

給水ポイント(010地点)  十首ごとふりかえりつつ歌っぽいものを残していくことにする
給水ポイント(010地点)  惑星の歌にて走りはじめたが冥王星は惑星じゃない

011:ゲーム  一時間かけてようやく勝ち負けが明確になる人生ゲーム
012:堅  袋入り堅焼きしょうゆせんべいを空手チョップで割るはすがしき
013:故  故郷へ向かう車のなかにいてハピネスを聞くランナーを聞く
014:残  ほとんどを捨てて少しを残しても支障なかろうA4の紙
015:とりあえず  とりあえず右に曲がってみたところミニストップを見つけ喜ぶ
016:絹  明けがたのつやつや絹の靴下はワルイオトコをこらしめるらし
017:失  失敗をたくさんしろと言うけれどそうもいかないことは知ってる
018:準備  お昼時いかにも感のただよえるそば屋の準備中札かなし
019:層  大空がいろんな色に変わるから高層ビルは群れになりたい
020:幻  幻のねぎラーメンは確実に一日十食あるということ

給水ポイント(020地点)  いつか見た景色ばかりをならべてる歌をつくればつくづく僕だ

021:洗  手を洗いぴっぴっと振ってジーンズの腰のところでぺっぺっと拭く
022:でたらめ  でたらめにつくる私の歌たちに総じて私のにおいあるらし
023:蜂  うつろなるアルミサッシの溝のなか蜂のなきがら鮮やかにある
024:謝  A3用プリンターにて感謝状印刷をして僕にください
025:ミステリー  ダンボール一箱分のミステリー小説売ればわずかなお金
026:震  ひとしきり恐怖にふるえたるのちに震度2くらいだろうとか言う
027:水  水割りのグラスの汗を拭きながらやっぱりひとりがいいって思う
028:説  演説をさせれば僕はうまいのだ夢のなかでの話しだけれど
029:公式  三辺の長さがわかっているならば今こそ出でよヘロンの公式
030:遅  今日遅くなるって電話をしておけば会社帰りによりみちできる

給水ポイント(030地点)  へろへろと歌をはきだすまひるまにまよえる僕はひたすらひとり

031:電  わが街の西にそびえる電波塔そこより先は異界のごとし
032:町  市は町をのみこんでゆき何ひとつ昨日と変わることのない空
033:奇跡  わらぶきの家は朽ちてもうつくしい奇跡のような景色のなかに
034:掃  赤糸に束ねられたる箒にて掃き出されたる黒い糸くず
035:罪  罪という積み木つらつら重ねゆく一寸たりともずれないように
036:暑  暑い夏あるいは夏い暑なのかいずれにしても扇風機強
037:ポーズ  ぎこちなく日本人がしゃべるときスーパーインポーズはのけぞる感じ
038:抱  あいがもを抱いて眠れば愛の夢こいぬを抱けば恋の夢かも
039:庭  草花の名前を知らない僕の目にとなりの家の庭の紅い実
040:伝  水滸伝百八人の好漢のひとりとなりて野辺にはてなん

給水ポイント(040地点)  まよなかに歌を連ねているときに氷柱つらつら伸びているかも

041:さっぱり  このところさっぱりなのだ前向きな僕はレモンをまるごとかじる
042:至  働きのわるいはたらき蟻たちは夏至のかげりをよろこんでいる
043:寿  いたずらな猿は木の葉をもてあそび深い楽寿の園にやすらぐ
044:護  胡蝶蘭にはバーコード付きタグを保護者欄には僕の名前を
045:幼稚  ガラス窓ばらばら割れる幼稚園泣かされていた僕のよわむし
046:奏  枯葦の河原を風はふきぬけて松尾和子の歌を奏でる
047:態  服従の態度をみせる白犬のお腹の皮のうすべにあわれ
048:束  札束は鼓動を持っているごとし車を買いに行くゆうまぐれ
049:方法  ふくろうがふくろうらしく鳴くための方法ほうと受け継がれゆく
050:酒  ああちょっと甘いですねと言いながら燗酒をのむひとのくちびる

給水ポイント(050地点)  酔いながら歌をつくればふくろうも蟻もお猿もあわあわとする

051:漕  白鳥の湖にいて白鳥のボートを漕げば脚が疲れる
052:芯  芯の太い男になれと言うけれどクーピーペンシルみたいなのいや
053:なう  不用意に銀座なうってつぶやくなテレビの歴史はけっこう重いぞ
054:丼  うな重やうな丼が好きなだけだろううなぎが好きと言ってるひとは
055:虚  むずかしい粘土細工に飽きたなら虚数の街にパン買いに行く
056:摘  摘みとられやすいツクシの広場には用もないのにスギナすずなり
057:ライバル  ライバルはセンチメンタルわたくしのなかのわたしの顔はなめらか
058:帆  帆かけ舟のほさきへさきは入れかわりしまいにやっこの足となりぬる
059:騒  るすばんの夜に電話が鳴るならば私の闇は騒がしくなる
060:直  雪の朝辻を直角に曲がりゆく郵便カブのカウンター美し

給水ポイント(060地点)  みずうみに沈んでしまうだまし舟みたいな歌をうたってしまう

061:有無  ほねなしのチキンを好む若者に情の有無を問いただすべし
062:墓  ていねいに墓石に水をかけやれば水は墓石をくまなく濡らす
063:丈  「大」「丈」「夫」三人ならんで歩いたら岩をもくだき進みゆくかも
064:おやつ  何となく皆がそわそわしてきたらおやつの時間が来たということ
065:羽  屋根やねに残るつく羽根みおろしてかんからからと烏笑うよ
066:豚  豚丼は特に食べたくないけれど豚角煮丼は食べてみたいぞ
067:励  励ましの言葉をかけているときの後ろめたさを憎みにくまず
068:コットン  インド産コットン百パーセント夏あせる私の汗をよく吸う
069:箸  売れ残る箸の螺鈿のきらびやか刹那の恋の行方は知れず
070:介  悠介ははた康介は啓介はすけべすけべと言われて育った

給水ポイント(070地点)  ああそうさ僕はすけべな麦太朗歌よりだいじなものを持ってる

071:謡  うつうつとよどみわたっている歌を童謡歌手はみごとにハモる
072:汚  堀川にあわだつ汚水は流れ込むそういうものだと思ってしまう
073:自然  つれづれの自然界には正座してしびれをきらす馬がいるかも
074:刃  ひげそりの刃やさしく頬を切るあした戦地へ向かう男の
075:朱  不透明水彩絵具十八色朱色の使いみちをおしえて
076:ツリー  どなたかがつめたく光るダイオードをつくったおかげでツリーがきれい
077:狂  緋の茎を狂ったようにうねらせて松葉ぼたんはぐいと伸びゆく
078:卵  見てしまい石をそろりと戻します白がまぶしいとかげの卵
079:雑  根をこそぎ土をはらって雑草の山をつくるが私の仕事
080:結婚  ミサイルが飛んでくるかもしれません結婚しますのボタンを押せば

給水ポイント(080地点)  裏庭に自由気ままに生えてくる雑草抜けば歌が生まれる

081:配  生真面目なタヌキであれば寒空にさくら落ち葉を配ってあるく
082:万  十百千かぞえあげれば二万年前はたかだか二万年前
083:溝  側溝にカギを落としてしまったらどうしようかと思うゆうぐれ
084:総  さみどりの房総半島つまみあげ酒のさかなにしたる夜の更け
085:フルーツ  もりもりとフルーツパフェの盛られたるそのガラス器の脚すなまみれ
086:貴  貴重品袋のなかに仕舞われたわずかながらの小銭かなしも
087:閉  ひもすがら開く閉じるをくり返す高速道路入口の棒
088:湧  笑ってはいけないけれど笑っちゃうみたいに湧くよ泉の水は
089:成  最新のパソコンなればわたくしの構成成分までもがわかる
090:そもそも  みそ汁の味がいつもとちがうんじゃないかと言ったことがそもそも

給水ポイント(090地点)  みそ味のパフェをめろめろなめながら歌を詠みましょ二万年後も

091:債  国債を買いましょうって唱えたる若き兵士の血の色も赤
092:念  うらみますどんなに念を送っても五メートルくらいしか届かない
093:迫  後ろから迫り来るひとをやりすごしマラソンロードを歩いています
094:裂  コンクリの裂け目を埋めるコンクリの裂け目を埋めるコンクリを練る
095:遠慮  遠慮なくいただきますって言っちゃえば案外うまくいくものなのさ
096:取  おさかなを取りそこなったあざらしの心配をするがすぐに忘れる
097:毎  少しずつ老いが進んでいることに気付いていない毎日がある
098:味  この星をひとつほっぺにほおばればクリームソーダの味がするかも
099:惑  太陽のまわりをまわる惑星をふたつ同時にほおばるなかれ
100:完  木星を味わいながら見るだろう甘くすっぱい未完の夢を

打ち上げ会場  惑星の歌でゴールをむかえればみかん星人に祝福される
完走報告  ありがとうサンキュー謝謝グラシアス今年も完走できてうれしい
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-10 23:50 | 短歌まとめ

完走報告(夏実麦太朗)

ありがとうサンキュー謝謝グラシアス今年も完走できてうれしい
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-10 23:34 | 短歌

100:完(夏実麦太朗)

木星を味わいながら見るだろう甘くすっぱい未完の夢を
[PR]
by yuaruhi | 2011-02-10 22:37 | 短歌