鈴木麦太朗/題詠blog用


by yuaruhi
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<   2013年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

はこべさんの歌

題詠blog2013を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

はこべさんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


☆004:やがて
赤く燃えやがてかなしき夕陽かな山影映しつかの間のいろ

014:更
笛の音が低くしずかに透きとおり能『姨捨』は更科を舞う

033:夏
夏を待つひまわりの種もらいきて蒔く日をえらぶ陽だまりのなか

069:視
視界にはうすももいろがあふれおり玄関いでて目の前のみち

082:柔
柔らかきみどりの若芽摘んできて草だんごするきみとふたりで

096:季節
たずねたる新宿御苑に若葉萌え季節の花は迷わずにあり

098:濁
濁り酒にごれる飲めば千曲川あの日に似てかほろ酔い気分
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by yuaruhi | 2013-05-27 06:43 | お気に入り

美穂さんの歌

題詠blog2013を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

美穂さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


022:梨
梨見ればつわりの記憶よみがえる子は二人とも五月の生まれ

043:慣
新しい靴を慣らしているうちに桜前線通過して行く

051:般
春色の急行列車で旅に出る一般道は渋滞につき

063:以上
この国の百キロ以上上空を飛びゆく魔物があるかもしれず

064:刑
なぜ君は髪を切っても気がつかぬ刑事ドラマがそんなに好きでも

077:うっすら
うっすらと記憶の中に祖母がいてわたしを乗せて乳母車を押す

☆086:ぼんやり
ぼんやりとわたしのことなど想い出す人もいるかもしれない月夜
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by yuaruhi | 2013-05-26 20:32 | お気に入り

兵站戦線さんの歌

題詠blog2013を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

兵站戦線さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


002:甘
筍の甘き感触しゃくしゃくと少年の日々呑みくだしたり

☆004:やがて
どうしてもこれじゃないとという感じ出せずやがてはすれ違ふ「時」

023:不思議
この春も色々あつて元気だと言へる不思議を噛みしめてゐる

024:妙
春雨は妙に静かな雲の岸午餐ゆるりとジャズを聴きつつ

046:間
デジタルの時間ではなくアナログの流れるやうな時の雰囲気

050:互
流されてバラッド似合う午後の風絶え間なく人互ひ違ひに

092:局
終局はどうなんだよと碁仲間がはつ夏の風いささか不順
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by yuaruhi | 2013-05-23 21:10 | お気に入り

桃子さんの歌

題詠blog2013を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

桃子さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


☆030:財
コンビニでおつりにもらった百円が 生まれた年で嬉しい財布

040:誇
アスファルト割れ目にのぞくかたばみの 黄色い花よ誇らしく咲け

060:何
何の枝? 日に日になぞのとけるよな めでたき春の散歩道かな

063:以上
これ以上もしもやさしくされたなら はじけてしまう私はそらまめ

080:修
片思い晴れときどき雨つむじ風 日々どきどきの修行中です

087:餅
このところ月が毎晩ふくらむの きっと焼き餅私とおんなじ

091:鯨
青い空中睦まじくゆったりと 鯨のような夫婦雲かな
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by yuaruhi | 2013-05-22 20:43 | お気に入り

砂乃さんの歌

題詠blog2013を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

砂乃さんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


008:瞬
男性が消えた瞬間口あける女子のおしゃべりアサリに似てる

025:滅
除菌より格が上だと滅菌のマスクを見せる看護婦の君

041:カステラ
眼鏡橋 松翁軒のカステラを出張のあと探す長崎

☆046:間
一歩ずつ日本を歩いて地図作る間宮林蔵みたいなgoogle

069:視
からだごと夜の大気に溶ける春 地球の視点で空に浮かぼう

087:餅
あきらめてぼやいてばかりの若者が「餅は嫌い」と言いて驚く

099:文
「学校は文系ですよ」地図上に「文」と記さる所ゆびさす
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by yuaruhi | 2013-05-18 15:56 | お気に入り

みずきさんの歌

題詠blog2013を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

みずきさんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


012:わずか
わづかでも触れたき人の陽炎と消えてし夢のなかに目覚めぬ

016:仕事
夕星(ゆふづつ)へ傾く夜の風景が仕事帰りの背なを圧しぬ

037:恨
恨みゐし心に触るる優しさの吹かれて落つる春の空蝉

045:喋
お喋りの輪へ降り注ぐ春光の外れに咲きて真白なる薔薇

067:闇
咲きほこる櫻の闇の一歩二歩やさしく匂ふ春をしだきぬ

☆076:納
春なれば時代遅れの人形も納めし蔵の戸を開け放つ

095:例
例へばと言ひて黙(もだ)せる君の背の不意の冷たさ蝉しぐれ降る
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by yuaruhi | 2013-05-18 15:04 | お気に入り

こすぎさんの歌

題詠blog2013を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

こすぎさんの百首からお気に入り七首を選んでみました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


010:賞
賞状が丸めて沢山しまわれて遺品という名で棄てられいく

018:闘
哀しみと闘うことをあきらめてブーツの先で小石蹴飛ばす

019:同じ
あの人は私の鏡同じ顔自信の無さで尖る一言

023:不思議
じゃあまた!と別れたままでいるからか不思議なことに夢にもでない

☆070:柿
猿蟹の話し上手な父のオチ「結局、俺が柿食べちょった」

093:ドア
いくつかのドアには鍵がかかってて死すべきときに渡されるのだ

099:文
父の日の作文までも遺品だよあなたの長女でよかったありがと
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by yuaruhi | 2013-05-15 23:25 | お気に入り