鈴木麦太朗/題詠blog用


by yuaruhi
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鈴木麦太朗の歌

題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

鈴木麦太朗の百首からお気に入り七首を選びました。つまり自選です。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


020:央
中央線快速そこそこ速くゆく ところどころの駅をとばして

☆021:折
折々にちいさなハエがあらわれてバナナの皮を舐めたいと言う

037:宴
宴会もしまいとなれば熱い茶をこくりと飲んでふーなんて言う

039:鮭
ちゃぶ台に乗っていそうなものとして鮭一切れはしろく塩ふく

062:ショー
戦隊ショーの派手な五人があらわれてイオンモールの昼はたけゆく

089:煽
折からの風に煽られぱたぱたとトタンの板に釘を打ちたい

100:最後
八月の中華そば屋の行列の最後尾からにじむ肉汁
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by yuaruhi | 2014-12-13 23:06 | お気に入り

白亜さんの歌

題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

白亜さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


006:員
駅員がすてる雑誌のきれっぱしばかりをあつめる小鳥たちよ

☆020:央
早朝の中央線に乗るきみを思うと広がる夏空がある

026:応
風鈴が風に応える すなおなだけで生きていくのは難しかった

027:炎
炎のなかで燃えていく本、それは羽根 むかし手放してしまったひとの

031:栗
甘栗をうまく剥けないひとの指をみている短夜、すこしからかう

036:ふわり
夏休みの真中で少女は振り向いて、ふわりひるがえるちいさなさかな

074:焼
焼きあげたパイのひときれわけあってきみと話した天体がある
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by yuaruhi | 2014-12-13 22:12 | お気に入り

只野ハルさんの歌

題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

只野ハルさんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


☆017:サービス
ほっとする熱いお絞りサービスにオジサン達はああと声上ぐ

029:スープ
混沌の有機物濃きスープより最初の命生まれたるらし

030:噴
噴煙を上げる火山はこの星の奥より発す嘆きの吐息

046:賛
賛同の意志はなけれど気が付けば賛助会員にされているなり

057:県
県境の峠を越えて君の住む街へバイクを飛ばしてる夢

078:棚
棚の奥忘れられてる文庫本あんなに感動したのだけれど

088:七
七人の小人絵柄のコップたち今は2個しか残っていない
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by yuaruhi | 2014-12-13 20:32 | お気に入り

お気楽堂さんの歌

題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。

お気楽堂さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。


005:返事
楽歌みゆき31 「二隻の舟」 
風吹けばかすかに揺れる花筏 返事が来ないことは知ってる

037:宴
楽歌みゆき31 「一期一会」
みな違う国の言葉で記されたラベルの酒を酌み合う宴

☆053:藍
楽歌みゆき31 「時代」
ずっしりと重い甘藍選りながらかつて貧しき日々ありしこと

062:ショー
楽歌みゆき31 「悪女」
朝までの時間潰しにもぐり込むレイトショーにはアベックばかり

075:盆
楽歌みゆき31 「背広の下のロックンロール」
ツェッペリンかけっぱなしの車から盆梅ささげもって男は

090:布
楽歌みゆき31 「糸」
たてとよこ太さのちがう糸で織る少しいびつな布のあじわい

093:印
楽歌みゆき31 「御機嫌如何」
消印を封緘として切手には最後の涙が閉じ込められる
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by yuaruhi | 2014-12-13 20:13 | お気に入り