理阿弥さんの歌
2010年 08月 17日
題詠blog2010を走り終えた方々の歌からお気に入りを選んでいます。
理阿弥さんの百首歌の中からお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。
☆001:春
春泥の野を越えきたる子は我の胸で眠りぬ柔らかきかな
026:丸
つめたいねつめたいのね、ね なきながら藤丸5Fの車止めピロー
045:群
群童のさわがしければ夏さなか熟れたメロンはいちど冷やして
064:ふたご
あだびとら怖るる姪は手袋をふたごに見立て一日遊べり
066:雛
雛たちを可不可可不可と選り分くる荻窪ビルの五階は狭し
083:孤独
十五人別会計の学生のひとりひとりを討ちたき孤独
094:底
受話器越し赦しの声の深々と母とう沼の底は知れなく
理阿弥さんの百首歌の中からお気に入りを七首選んでみました。
☆マークを付けた歌がいちばんのお気に入りです。
☆001:春
春泥の野を越えきたる子は我の胸で眠りぬ柔らかきかな
026:丸
つめたいねつめたいのね、ね なきながら藤丸5Fの車止めピロー
045:群
群童のさわがしければ夏さなか熟れたメロンはいちど冷やして
064:ふたご
あだびとら怖るる姪は手袋をふたごに見立て一日遊べり
066:雛
雛たちを可不可可不可と選り分くる荻窪ビルの五階は狭し
083:孤独
十五人別会計の学生のひとりひとりを討ちたき孤独
094:底
受話器越し赦しの声の深々と母とう沼の底は知れなく
by yuaruhi
| 2010-08-17 10:41
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