キョースケさんの歌
2014年 06月 15日
題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。
キョースケさんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
☆004:瓶
空き瓶がころがる浜辺ぼくたちは海を眺める生き物だから
011:錆
歳月に錆びついた壁一面の落書きに宿るかすかな声よ
028:塗
壁を塗る左官の手つきがうつくしい空の青さと同じくらいに
037:宴
花の宴怠惰に果ててわたくしにさくらの花がさびしいという
053:藍
藍色のクレヨンとって花を描くこの子の顔はなぜだが暗い
070:しっとり
「しっとりとうるおい肌へ」の文句には反応してしまう歳になり
086:魅
きらきらなフルートの音に魅せられてきみに出会えた春の陽だまり
キョースケさんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
☆004:瓶
空き瓶がころがる浜辺ぼくたちは海を眺める生き物だから
011:錆
歳月に錆びついた壁一面の落書きに宿るかすかな声よ
028:塗
壁を塗る左官の手つきがうつくしい空の青さと同じくらいに
037:宴
花の宴怠惰に果ててわたくしにさくらの花がさびしいという
053:藍
藍色のクレヨンとって花を描くこの子の顔はなぜだが暗い
070:しっとり
「しっとりとうるおい肌へ」の文句には反応してしまう歳になり
086:魅
きらきらなフルートの音に魅せられてきみに出会えた春の陽だまり
by yuaruhi
| 2014-06-15 20:07
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