白亜さんの歌
2014年 12月 13日
題詠blog2014を完走したみなさまの歌からお気に入りを選んでいます。
白亜さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
006:員
駅員がすてる雑誌のきれっぱしばかりをあつめる小鳥たちよ
☆020:央
早朝の中央線に乗るきみを思うと広がる夏空がある
026:応
風鈴が風に応える すなおなだけで生きていくのは難しかった
027:炎
炎のなかで燃えていく本、それは羽根 むかし手放してしまったひとの
031:栗
甘栗をうまく剥けないひとの指をみている短夜、すこしからかう
036:ふわり
夏休みの真中で少女は振り向いて、ふわりひるがえるちいさなさかな
074:焼
焼きあげたパイのひときれわけあってきみと話した天体がある
白亜さんの百首からお気に入り七首を選びました。
☆印を付けた歌がいちばんのお気に入りです。
006:員
駅員がすてる雑誌のきれっぱしばかりをあつめる小鳥たちよ
☆020:央
早朝の中央線に乗るきみを思うと広がる夏空がある
026:応
風鈴が風に応える すなおなだけで生きていくのは難しかった
027:炎
炎のなかで燃えていく本、それは羽根 むかし手放してしまったひとの
031:栗
甘栗をうまく剥けないひとの指をみている短夜、すこしからかう
036:ふわり
夏休みの真中で少女は振り向いて、ふわりひるがえるちいさなさかな
074:焼
焼きあげたパイのひときれわけあってきみと話した天体がある
by yuaruhi
| 2014-12-13 22:12
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